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英会話や英語学習をオンライン上で取り組むための方法を詳しくご紹介していきます。

まるでネイティブ並みに!?英語の発音を簡単に矯正する秘訣

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英語が正しく発音できているか不安でなかなか英会話ができないと悩む方は多いでしょう。もしくは、発音を矯正することでネイティブ並みな発音になりたいと思っているかもしれません。

今回は英会話教室に通わなくも発音の矯正、改善出来るようになるための方法をご紹介していきます。ぜひ参考にしてください。

STEP : 0 何から始めたらいいの?

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発音の矯正、改善といっても、そもそも何から始めたらいいのか分からないという方沢山いらっ しゃると思います。
自分の発音を気にしながらも、ネイティブな発音の人と喋る環境でないといけないのではないか とか、長期的な訓練が必要で続かないのではないかとか、ただただ座って勉強するのとは違って 色々と不安になりやる気自体が出にくいなんてこともよくあることかと思います。

発音の矯正や改善をするときに大切なことは、まずは『声に出す』ということです。
その声に出すというのが時間が取れないし、なんだか恥ずかしいなどで続きにくそう。 しかも一人でなんて...、 結局一人でやるなら上手くなっているかどうか確認できないし、

  • モチベーションが上がらない...
  • そもそもいい発音てなに?

そうやって深く考えすぎないでください!発音なんて案外自然とついてくるものなのです。もう一度言います。 自然とついてくるものです!!!!

例えば、好きな洋楽を口ずさんでみるとか、 アニメやドラマ、映画の海外音声のものを見てセリフを覚える。 本やテキストなどの文を音読するなど。案外簡単な訓練でネイティブな発音は自然とついてきます。ここで大切なのは、恥ずかしがらず声に出してみるということです。 好きなこと、興味があることに関していれば比較的続けやすいと思いますのでオススメです。 時間がまとめて取れない方は、分けてでもいいので、1日に最低でも3~5回は英語を声に出し てみてください。

「そんなことで...。」と思われるかもしれませんが、案外これが発音を矯正、改善する基本であ り、なめらかな言い回し、あるいは文を読んでいるだけでは分からない、会話的な単語と単語の 音が混ざったフレーズの言い回しの習得に役に立つのです。
分かりやすいように例を挙げてみましょう。 今回はテレビで流れているCMや洋楽からピックアップしてみます。

“Asahi SUPER DRY” このフレーズを聞いたことはありませんか? でもみなさんがよく聞くのは、『アサヒスーパードゥラァァイ 』って感じではないですか? これは確かにCMで耳につくように大げさにいっている節もあると思いますが、決してそれだけで はないです。 これを日本語英語でいうと、「アサヒ スーパー ドライ」になるとおもうのですが、きっとその発 音ではここまで耳につくCMにはなっていなかったと思います。
確かに日本語英語でも決して間違えているわけではないと思いますし、通じないわけでもないと 思いますが、しかし、よりネイティブな英語だからこそ普段耳にしない分、CMでも印象的になる という事実があります。

ここでのポイントはドライをドゥライと滑らせて音が混ざったような発音しているところです。 これだけでグッとネイティブな発音に聞こえます。
ちょっと大げさに聞こえて実際にいうのは恥ずかしいかもしれませんが、 モノマネのようにそっくりそのまま言わなきゃいけないというわけではないので、 参考にして意識しながら声に出してみてください。これだけであなたの発音は変わります。
これはなんとなく頭に残っている方も多いんじゃないでしょうか?
他に洋楽で言えば、テイラー・スウィフトの代表曲の一つである、「Shake It Off」 この曲は家庭教師のトライ、Tri ITのCM曲としても聞いたことがあるのではないでしょうか?

この曲のサビで出てくる “I shake it off, I shake it off” というフレーズですが、
日本語英語でいうと「アイ シェイク イット オフ、アイ シェイク イット オフ」になりま すが、曲を聴いてみると「アィシェギオフ、アィシェギオフ」といった感じに聞こえます。

これは上記の Asahi SUPER DRY の例と同じように音が混ざっているのでこうなるわけです。正直文を読んでいても感覚的にわかりにくいと思いますので、実際に本家の曲を流しながら歌って みるとよくわかると思います。日本語英語の発音では曲のスピードに間に合わないのです。歌だからと思われるかもしれませんが、それは違います。 日本語の歌なら少しくらい早くても、多少無茶なリズムでも歌えると思います。 というところから、歌であろうとなかろうと “I shake it off, I shake it off”という場合は「アィ シェギオフ、アィシェギオフ」というような発音をするのがよりネイティブだということはよくわ かると思います。

このようにほんの1パートでいいので、まずはフレーズや音を意識して聞き、声に出してみて下さ い。そしてこれを習慣付けてください。そうしたら自然と舌の動きが癖になり意識せずともネイ ティブな発音になっていきます。
この時、音だけを覚えてしまうのではなく(空耳だけでなく)、本当はどのような単語やフレーズ を言っているのか理解していたら尚いいです。そしてこれは確かな発音の矯正の第一歩になると思います。

STEP : 1 字幕も見落とさずに!

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STEP:0 で紹介したようにCMなどで聞く音の真似をしていると、 あるとき「本当に何っていってるの?」とつまずく時があると思います。 実はその時があなたの発音がさらによくするチャンスになります。

何を言っているか聴いとれない時は、 ぜひ字幕を出してみたり、調べてみてどのようなフレーズなのか単語ずつでしっかり理解して下さい。

そうやって行くと、英語の音と音との繋がりが目で見えてきます。 発音の矯正や改善になぜ目で見ることが良いのか疑問に思われるかもしれませんが、 これは発音の改善にとても重要なことなのです。
正直よくわからないと思いますので、ここから具体的に説明していきますね。

英語の音と音のつながりのことを「リンキング」というのですが、例えば、with you の発音になら、英語が苦手な方なら素直に丁寧に「ウィズユー」と発音すると 思います。
しかし、ネイティブの方はそのような英語の発音はほとんどしません。 大抵の方は、「ウィジュー」と発音するでしょう。

何が違うのかと言いますと、日本人は単語と単語を別々に発音していますが、ネイティブの方は 単語と単語が混ざり合っているようにつなげて発音します。
音楽をやっていた方にはスラーがかかっているような感じだと言えばわかりやすでしょうか?日本語でいう「ら抜き言葉」のように英語も言いやすいように、簡略化されて声に出されている といった感じです。それが単語ごとで分けてどういった単語が混ざってその発音になっているのかが目に見えて理解できます。

しかし、これがわかっていたからと言って全ての言葉を音で覚えるのはなかなか至難の技ですよね。 なので、字幕など文を見てそもそも何を言っているかを把握して欲しいのです。

STEP : 2 本当に良くなってるの?

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上記で紹介してものに限らず、何かを勉強していると、練習はしているけど、本当に発音って良くなってるのかな?

  • そもそもいい発音がわからなくなってきた...。
  • など不安になってしまうことはありませんか?

でも不安になることはありません!なぜなら不安になるということは、時間を割いて勉強をしてきたからです。時間を割いて勉強してきたから、その時間が無駄になっているのではないか、 結果がついてきていないのではないかと不安に駆られるのです。これは一定の時間お割いていないと陥りません。 なので、不安になるということ自体を逆にそれだけ時間を割いたんだと、ポジティブに捉えて自信 を持ってみてください。

と言っても過度な自信は意味がありませんが(笑) なので程よい自信をつけるためにテストするのをお勧めします!テストをすると

 

  • 自分ができているところ
  • 勉強したけど身についていないところ
  • そもそも勉強が行き届いていないところ

 

様々なものが見えてきて良い自信がつきますし、勉強も効率的に出来る様になります。
ということで、簡単にできるテストの仕方を紹介します。

1.Siri や Google などでの自動音声入力

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これは案外有名な手段だと思うのですが、Siri や Google などに話した単語を聞き取って自動入 力してくるという自動音声入力の機能があるのをご存知ですか? これは単語を機械が聞き取って理解して入力しているというものなのですが、経験がある方もい らっしゃるかと思いますが、日本語ですら滑舌が悪かったり、はっきりと喋らないと認識しても らえなかったりしますし、発音やイントネーションが違うと漢字の変換ミスなどで言いたいこと が認識してもらえないときもあります。 しかも英語には似たような発音の単語があります。例えば、correct(正しい)と Collect(集め る)など、R と L の発音の差などですね。それを機械が自分の意思通りに認識してくれるように なると発音の関門を一つ突破しているかなと思います。

しかしこのテストには問題点もあります。それは、どこが悪いのかを指摘してくれるわけではないので、認識してくれるまでひたすら、何が ダメなのか、どうしてよかったのかを自分で研究する必要があります。なので発音があってる、あってないの判別確認用だけという認識で使っていくことをお勧めして います。

2.録音してみる

これは意外と盲点かなと思うのですが、自分話しているものや歌っているものも録音してもう一 度聞いてみると案外自分が聞いていたものと違って聞こえることがあります。 しかし、周りの人が聞いている音声は意外とその録音されたものに近いです。

なので、自分で英語で音読やドラマのお気に入りにシーンのシャドーウィングなどの話してみたも のや、カラオケなどで洋楽を歌ってみたものを録音して聞いてみると自分がどう言った発音をして いるのか冷静に客観的に知ることができ、分析できます。 すると改善点が見えやすくなり、さらにそのポイントに気をつけて声に出してみたものを録音し聞くという作業の繰り返しで少しづつ自分のインプットした発音や、思い描いてた理想の発音に近 づいていけます。
※しかしこのテストも、どこが悪いのかを指摘してくれるわけではないので、ひたすら、何がダメ なのか、どうしてよかったのかを自分で研究する必要があります。 あくまでもどう聞こえているかの確認や自分を客観的に見る用という認識で練習に取り入れるこ とをお勧めします。

3.実際に会話する

これはそもそもある程度ネイティブな英語を話すパートナーがいないと成立しないので、仕事知り合った方や、道案内、Barで偶然知り合って少しだけお話しするなどでもいいです。でもできる だけ、パートナーとして成り立つ人とお話しして、どこがダメで、どう言った改善をして言ったら いいのかを教えて欲しいですよね。 もちろん、知人や友達にネイティブ並みの英語を話せる方がいたら協力してもらったらいいと思 うのですが、なかなかそんな人はいないと思います。

ですが、そんな人でも英語で話す機会を設けれるアプリがあるのでご紹介します。それは「Hello Talk」というアプリです。 ある程度語学を勉強している人たちには有名なので、もう知っている方もいるかもしれませんね。 これは語学学習用の無料アプリで、海外のユーザーと互いの母国語を交換して教えながら交流で きるアプリです。簡単にいうと、自分の習いたい言語と相手が習いたい言語を教えあうことがで きるというものです。その機能として、

  • 相手が送ってきた文章を修正してあげる機能
  • 音読機能
  • 翻訳機能
  • 無料通話機能

があります。そうです、翻訳アプリのように打ち込むだけでなく、実際に話すことができるのです。 しかも相手は日本語を勉強しているので、改善点も日本語で教えてもらえます。

このアプリは出会い系ではないので、プライバシーの設定も細かくできますし、最悪の場合ブラッ クリストもあります。しかも世界中から学習パートナーを探せるので、英語だけでなく、日本では なかなか学習教室のない他の語学も学べるので、語学自体に興味がある人にはとてもいいと思い ます。なかなか信用できずに心配な人も無料なのでぜひ一度使ってみてください。

今回紹介しなかったものにも自動音声入力機能がついているものがあったり、 語学学習ができるサイトやアプリも存在します。 ぜひ自分にあったもので無理なく続けることができるものを探してみて下さい。

最後に

今回紹介した方法は英語の発音を改善、矯正する手段のほんの一部です。 紹介した以外でももっとたくさんの方法があると思いますし、ご自分で考えてみて少しでも自分 に向いてるなと思うものを試してみてもいいと思います! みてくださっている方が少しでも自信を持った発音で英語が話せるようになると幸いです。 ぜひ色んな方法でチャレンジしてみて下さいね。